フィレンツェでも珍しいコーシャ・ユダヤ料理の店である。隣にはフィレンツェのユダヤ教会シナゴーグが建っている。最近オープンしたばかりなのでフリで行こうとすると、予約一杯で行けなかったことがある。ということで予約して満を持して行ったわけである。なんといってもフィレンツェで「外国料理」というのはなかなかいいのにありつけないもんで。
店内は当然ながらユダヤ教徒で一杯である。頭に小さな帽子をちょこんとのっけている姿はニューヨークでよく見かけたがイタリアで見るのははじめてである。料理はヴェジタリアン(魚もあるけど)。ユダヤ料理の説明が店にあるのだがそれによると、不浄な動物、つまり、ひずめを持っていない動物はだめ、甲殻類、うろこのない魚、軟体動物はだめ(例えば豚、うさぎ、うなぎ、いか、たこ、えび、かに、かき)、なるべく血を流さずに料理すること(どうやって?)、は虫類、虫はだめ(誰が喰うの?)、乳製品はその母となる動物と一緒に料理するのはだめ、うんぬん、これらは聖書によって定められているのです。
俺はにんじんのムースと野菜のスペディーニ、でも2皿食べられなかった。相方はクスクスとファラフェルというひよこ豆のコロッケ。でもヘルシーだし非常にリーズナブル、しかも味もなかなかいい。イスラエルの赤15,000litというのを試したけどぬるかった上にいまひとつ。でも、話の種に頼んでみるのもいいと思う。(匡)
しかし、話によるとイスラエルのワインはこれからの成長株らしい。葡萄自体はカベルネ系のフランスもの中心だそう。しかし、クリマが難しいのでそれを克服せねばならないという。それって不可能に近くないのか?(ま)
このご時勢、店に入るのもユダヤ教会の近くを通るのも恐いので多分二度と行かないだろう。(匡)
1998年8月26日(水)
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