イタリア縦断、鉄道の旅
2007年5月発売
(角川書店)920円

イタリアの老舗料理店
2006年7月発売
(角川書店)940円

シチリア美食の王国へ シチリア美食の王国へ/極上レストランとワイナリーを巡る旅
2003年7月発売(東京書籍1890円)
2004年度マルコ・ポーロ賞最終候補作品!!
イタリアの市場を食べ歩く イタリアの市場を食べ歩く
2004年7月発売(東京書籍1995円)

イタリア音楽散歩 イタリア音楽散歩
2005年12月発売(世界文化社1890円)


イタリア鉄道の旅 イタリア鉄道の旅2006
2006年2月発売(ダイヤモンド社1890円)

「ITALIA BEST GUIDE 」(成美堂出版)レストラン&ショップ情報満載のガイドブックは毎年1回発行。フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアといまやイタリア旅行にかかせない、信頼度No.1のビジュアル大判ガイドブックです。

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「地球の歩き方MOOK ヨーロッパ花めぐり」(ダイヤモンド・ビッグ社)
2004年のローマ近郊ジェンツァーノの花祭りインフィオラータを取材。

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「GULLIVER SPECIAL 福山雅治のイタリア旅行記」(マガジンハウス)
2002年7月に福山雅治さんと一緒に旅したイタリアの話を一冊に凝縮して緊急出版!!ミラノ、ボローニャ、フィレンツェ、トーディと古都を訪ね、新たな魅力を発見する。

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「VIVA!トスカーナ」ダヴィド・アボラッフィオ著(パラダイム出版)
フィレンツェでホテルを経営するダヴィド・アボラッフィオ氏のトスカーナエッセイは我々初の翻訳。料理写真満載、レシピつき。ごく普通のイタリア人の暮らしぶりが良く分かる一冊。希少本。

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「旅のネタホームページ・イタリア編」(株式会社オデッセウス)インターネットでのお得海外旅行術の本。この中でロトンダが計3ページにわたって紹介されました。ありがとう鎌田さん。

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「成功する留学イタリア2001-2002」(ダイヤモンド社) 「フィレンツェ暮らしのABC」と題して一応真面目に原稿を書いているのは私たちです。イタリア留学を目指しているあなた、必読です

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「いい旅・街歩き」(成美堂出版)2003年発売のガイドブック新シリーズ。フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアの最新レストラン&ショップを紹介。

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「ぴあイタリア」(ぴあ)2003年発売の「TravelStyle Book」シリーズのガイド
ブック
「パリ・ミラノ・フィレンツェ・ローマ ブランドショッピング」(成美堂出版950円)ヨーロッパ4都市の最新ショッピング・ガイド

「まっぷるイタリア2002-2003」(昭文社905円)昭文社の定番老舗ガイドブック

「イタリアの老舗料理店」(角川書店刊940円)
2006年7月発売

「古い店にはワケがある」を唯一無二のキーワードに、東西南北、南船北馬、イタリア半島北から南まで食べて分かった老舗の秘密。全国書店にて好評発売中。










 

(はじめに)より

 イタリアを旅すると、どこの街にも必ずある「老舗料理店」というキーワードに惹き付けられ、無性にその扉を開けてみたくなってしまう旅人は、きっと私だけではないことと思う。風雪に耐え抜き、頑なまでに伝統の味を守り抜き、装飾も創業当初のまま。一朝一夕には作れない時間の堆積が醸し出す、時の流れがとまったかのような空気感。

 そんな古い店の片隅に座り、なんとも昔風の郷土料理を食べながら過ごす一夜は何ものにも代え難い貴重なひとときである。

 どうも昨今のイタリア料理の二極分化はますます進む傾向にあるように思える。伝統か革新か、老舗か新進か、郷土料理かクリエィティヴか。クリエイティヴと一口でいっても新イタリア料理から、再認識料理、あるいはさらに過激な分子料理と、より多く星を掴もうとする店のスタイルはさまざま。食のグローバリゼーションはさらに加速し、もはや後に戻ることはできない。

 老舗を巡る旅とは、実は現在私たちがフィレンツェや東京、ニューヨークで目にし、口にするイタリア料理の過去を訪ねる旅である。

 イタリアが統一された十九世紀後半以降、今日社会が成熟するまでの百五十年あまりはイタリアにとっても二度の世界大戦を経た激動の時代。そんな困難な時代でも町の人々が集い、飲み、食べ、語らい、そして今も日常的にそんな光景が繰り返される老舗料理店には古き良きイタリア料理が残っている。

 口うるさい人々は当のイタリア人でさえそんな店を「時代遅れ」とか「ピークは過ぎた」というが、しばし時代遅れの空間に身を置いて昔風の料理を口にするのは決して悪くない。故きを温ねて新しきを知る、温故知新のイタリア料理。老舗を巡る旅の唯一無二の目的はそこにある。

 本書では二十件の老舗を取材している。高級リストランテから市場脇のトラットリア、立ち飲み居酒屋から農家の食卓までそのジャンルはさまざま。基本的に交通の便を考え、ミラノからローマまでの北中部イタリアの都市部中心のセレクトしてある。次回のイタリア旅行の際にレストラン・ガイドとして使うこともできるし、訳あって日本を離れられないアームチェアー・トラベラーは頁を繰りつつ遠いイタリアの町に心だけ飛ばすこともできる。そんな使い方をしていただければ著者としては無上の喜びである。

 さて、それではいよいよ老舗巡りの旅に出るとしよう。知らない町の古い店、そこにはきっと新しい出会いが待っているはずだから。


文/池田匡克


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